こういうタイトルの本は、余暇を充実させたい中年男性向けの読み物で、内容も通りいっぺんのものだろうという先入観があったけれども、先日、本屋で手にとってパラパラめくってみたところ、ものの10秒で「これはおもしろそうだ」という予感があって即買いした。
1967年以後ライブを止めたビートルズがどういう音楽の作り方をしていたかとか、なぜかリバイバル上映も無くDVD化もされない問題の映画「レット・イット・ビー」の製作秘話とか、いずれの記事もかなりマニアックに突っ込んだ内容だ。
僕は中学のころにビートルズを聞き始めたクチだが、いま読むと「なるほど」と思うことがいくつもあって、確かに「大人」向けの本である。
こういうのを子供のころに読んでも、ちっともおもしろくなかっただろうと思う。
少し前に、子供がKISSの格好をして"Lovin'You baby"を歌ったカメラのCMがあったが、20数年前のリバイバルに触れる機会が、ここ最近増えた気がする。
既にチケット入手が大困難らしいが、来年早々には
ポリスの再結成ライブや、
TOTOとボズスキャッグスのジョイントツアーもある。
先日も同い歳の人間とこうした現象について話をしていて、ちょうど自分らぐらいの世代の人間がプロデュースの中心になる機会が増えたからではないか、という結論になった。
この「大人のロック」の編集者もおそらく同世代で、ある程度の権限が使えるようになって、自分の好きなことを企画したのではないかと思う。